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論文

放射線利用工業製品の経済規模

柳澤 和章

コンバーテック, (11), p.2 - 6, 2000/11

フィルム・シート、金属箔、不織布などの薄もの基材をベースに、印刷、コーティング、ラミネーティング、スリットなどの技術を駆使し、さまざまな製品、半製品を加工しているコンバーター、さらにはそれらをアッセンブリ製品を作り出しているユーザーを念頭にして、放射線利用にかかわる経済規模を考察した。報告書では、(1)実は意外なところで使われているという事実、(2)ポリマー、フィルム・シート、ゴム、発泡体、インキ、接着剤、塗工材、紙、繊維、木材、ガラス、金属などコンバーティングに関連した素材・製品でも利用が進んでいる事実、(3)将来、利用が進むと考えられる分野などの切り口から経済規模をまとめた。その結果、放射線利用の経済規模(工業7兆2,627億円,農業1,167億円,医学・医療1兆1,905億円)は合計8兆5,699億円となる。技術立国という我が国の特徴は、放射線利用にも現れ工業利用が放射線利用全体の85%を占めている。放射線工業利用の対GDP比は1.5%である。全体を通じて今後利用が伸びると予想される方向は、高品位医療、環境保全、食品安全、微視的加工など、放射線法の本来の特長が発揮しやすい分野であると予想される、等を明らかにした。業種間の相対比較でいくと放射線利用の経済規模(8.6兆円)はエアコン等に代表される白モノ家電売上の約3倍、国民医療費の約1/3になっている。

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